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2020年10月27日(火) 発刊日

19年度東北の建設投資/3.2%減の5兆4188億円/3年連続で前年度を下回る

2020.07.27

 国土交通省がまとめた東北6県の2019年度建設投資額(出来高ベース)は、公共と民間を合わせて前年度比3・2㌫減の5兆4187億8400万円と、3年連続で前年度を下回った。13年度以来5年ぶりに6兆円台を割り込んだ前年に続き、19年度も5兆円台で推移した。県別では青森が2桁増となるなど3県が増加したが、宮城、岩手、福島が減少した。
 建設総合統計年度報によると、公共投資は前年度比3・0㌫減の3兆2214億6800万円で3年連続減少。県別では、福島が8765億5100万円で最も多く、以下、宮城が7832億0800万円、岩手が6415億7300万円、青森が3308億4500万円、秋田が3012億6600万円、山形が2880億2500万円と続く。増減率では、青森が25・2㌫の大幅増となったほか、秋田が11・9㌫増、山形が10・8㌫増、福島が2・2㌫増となった。これに対し、宮城が16・8㌫減、岩手が12・0㌫減で2桁減となるなど、復興事業の減少を反映した。
 民間投資は3・5㌫減の2兆1973億1700万円で3年連続減少。県別では、宮城が6213億4100万円、福島が5286億1000万円、岩手が3833億6300万円、青森が2561億6400万円、山形が2143億7300万円、秋田が1934億6600万円と続いた。前年度に比べ青森が2・6㌫増、秋田が0・2㌫の微増となった一方、山形が6・6㌫減、宮城が4・8㌫減、福島が4・5㌫減、岩手が3・9㌫減と4県が減った。
 公共、民間を合わせた建設投資では、福島が1兆4051億6200万円で最も多く、これに宮城の1兆4045億4900万円、岩手の1兆0249億3600万円、青森の5870億0900万円、山形の5023億9700万円、秋田の4947億3100万円と続く。増減率では、青森が14・2㌫増、秋田が7・0㌫増、山形が2・6㌫増と3県が増加。一方、宮城が11・9㌫減、岩手が9・1㌫減、福島が0・4㌫減となった。
 19年度における都道府県別の公共工事比率では、岩手が全国2位の62・60㌫、福島が同3位の62・38㌫、秋田が同5位の60・89㌫、山形が同9位の57・33㌫、青森が同10位の56・36㌫となり、宮城は4年ぶりにトップ10から外れた。
 全国の建設投資額は2・3㌫増の53兆1420億4300万円で、昨年から再び増加に転じた。公共投資は7・3㌫増の21兆6456億6300万円(構成比40・7㌫)、民間投資は0・8㌫減の31兆4963億7900万円(同59・3㌫)だった。