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2020-05-14# 物件(石巻・気仙沼)

東北整備局/仙台地検気仙沼支部改修を公告/営繕チャレンジ型を初試行/不調対策で民間工事の実績認める

東北地方整備局は、営繕工事の不調対策として営繕チャレンジ型総合評価落札方式を創設し、13日に公告した仙台地方検察庁気仙沼支部の改修工事で初めて試行する。公共建築工事の実績がない企業が入札に参加できるよう、参加要件に民間工事の実績を認める一方、評価項目対象から工事成績評価点や優良工事表彰などを除外する。

営繕工事では不調になるケースが増え、同改修工事も昨年3回入札を行ったが全て不調に終わっていた。これに対し整備局では通常の総合評価では工事成績や表彰実績を評価項目に設定しているため企業・技術者が参加しにくいと分析していた。

新設した営繕チャレンジ型は、企業と技術者の能力を評価する加算点の評価項目から工事成績評定点、表彰、登録基幹技能者の配置の有無を取り除く。これにより企業の能力の評価対象は施工実績、地理的条件、地域精通度・貢献度に絞られ、技術者の能力は配置予定技術者の施工経験、継続教育(CPD)、週休2日実施証明書で評価する。

試行工事の名称は仙台地方検察庁気仙沼支部(20)建築その他改修工事。一般競争入札、総合評価落札方式・施工能力評価Ⅱ型を適用する。申請書の提出は今月25日まで、確認資料・見積書の提出および入札の締め切りは6月18日まで。開札は7月16日13時30分に行う。

参加資格は宮城県内に本社・支店・営業所を有し、東北地方整備局の建築工事C等級の認定を受けている単体か経常JV。2005年4月1日以降にRC造またはSRC造の新栄(新築・増築)工事か改修工事の実績があることが実績として求められる。

総合評価の評価点は標準点100点+施工体制評価点30点+技術資料を評価する加算点40点となっている。

仙台地方検察庁気仙沼支部は、気仙沼市本郷19の2地内にある現庁舎(RC造2階建て、延べ444平方㍍)と車庫(RC造平屋建て、延べ17平方㍍)を改修する。庁舎は内部間仕切、外壁、屋上防水の改修、車庫は外壁、屋根防水改修を行う。併せて外構(フェンス)改修、電気設備、機械設備の各一式を実施する。工期は21年3月20日まで。設計は金丸建築事務所(東京都豊島区)が担当した。

 

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