HOME

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2020-06-22# 物件(石巻・気仙沼)

県東部土木登米/登米市佐沼・心性寺橋の架替/下期にカルバート工発注へ/安全確保へ幅員を倍程度に広げる

宮城県東部土木事務所登米地域事務所は、登米市が佐沼地区で取り組んでいる市道石打坂・西舘線の改良事業に伴い、長沼川を跨いでいる心性寺(しんしょうじ)橋を架け替える。本年度はカルバート工の下期発注を目指して調整を急ぐ。

登米市迫町の佐沼市街地北側で、県道古川佐沼線と国道398号を結ぶ市道石打坂・西舘線は、付近にある佐沼中学校や迫支援学校への通学路になっている。しかし幅員が狭く、国道398号との交差部は車両のすれ違いにも支障を来していることから、市は安全確保と利便性向上を図るため拡幅を立案。

工事はおおむね進捗したが、終点部(東端部)の国道398号との交差部は、国道の西側に沿って流れている県管理河川の長沼川を跨ぐ心性寺橋を拡幅する必要があり、県が工事を代行する。

計画によると、現状は延長10㍍弱、幅員5㍍ほどのボックス形状の同橋を現在地で改築。延長は変えず、幅員を倍程度に広げる。1車線ずつと片側歩道を確保するほか、隅切りを施して特に国道から進入する車両の通行を円滑化する。躯体は現場打ちのカルバートとなるが、上部のみプレキャストにする計画だ。施工に当たって現道は通行止めとし、既存橋梁を撤去した位置に新しい橋梁を構築する。

また、国道398号を若柳方面から右折進入する車両によって交通が滞らないよう、右折専用レーンも新設する。

本年度当初の発注見通しによると、心性寺橋のカルバート工は工期約20カ月で概算規模3億2000万円の土木一式工事とし、一般競争で6月にも公告する予定だった。しかし、埋設管や機場など周辺の支障物移設に係る関係諸機関との協議が必要な上、通行規制期間をできるだけ短くするよう、国道の右折レーン新設工事を本体カルバート工に含めるか別途発注するかといった調整に取り組んでいることから、公告は年度下期になる見込みだ。

設計は一測設計がまとめた。

 

#記事カテゴリー