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2020-09-03# 物件(石巻・気仙沼)

登米市/迫地区・中心地の施設再編計画/市民病院新築、図書館整備など/全体事業費は150~165億円を想定

登米市は2日、迫地区中心部の公共施設再編計画骨子案を発表した。大きく4項目のハード事業を盛り込んでおり、①公民館、総合支所、保健センターなどの再編②市民病院の新築移転③新たな図書館の創設④既存の市民病院を改修し、市役所本庁舎としての活用─を目指す。全体事業費は150億~165億円を想定している。

本計画は、これからの中心市街地の活性化に向けて、老朽化した市民病院、庁舎、図書館、公民館などの公共施設の再編を進めるもの。

事業区域は、市役所本庁舎として機能している迫庁舎近辺の4万7000平方㍍。計画ではここに新市立病院、公民館、体育館、保健センター等、図書館などの一体化整備を進める。

新市立病院は、既存病院規模の198床で移転改築を進めたい考えで、本年度から2021年度に掛けて内部でのプロジェクトチームで基本構想・計画策定、22年度に基本設計、22年度後半から実施設計、23年度後半から25年度に掛けて工事を実施し、25年度中の施設完成を予定している。事業費は社会資本整備総合交付金、地域医療介護総合確保基金、合併特例債などを活用し、95億~100億程度を想定している。

公民館、総合支所、体育館、保健センター等の再編は、22年度に基本構想・計画策定、23年度に基本設計、24年度に実施設計、25年度の工事を予定。総事業費は26億~30億円程度としている。

図書館整備は、22年度に基本構想・計画策定、23年度に基本設計、24年度に実施設計、25年度の工事を予定。事業費は9億~10億円程度。

現在の市民病院棟の改修は、本館の1階~6階を改修する計画で、25年度に改修設計、26年度から工事を進める予定。本庁舎として機能させる考えで、現在の迫、中田、南方庁舎の機能を一体化させる方針。事業費は20~25億円程度としている。

なお現在、市では官民連携によりPPP/PFIによる市街地化整備の計画を進めており、このうち迫地区で図書館・病院一体整備の計画が挙がっている。今回の再編を進めるに当たり、PPP/PFIなどの整備手法なども検討し、計画に反映する意向だ。

 

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