東北整備局／２３年度の工事事故防止重点対策／中傷以上の労災防止を継続重視／省略行動、新規入場者の対策も

　東北地方整備局は、２０２３年度の工事事故防止重点対策をまとめた。本年度の目標は「死亡災害ゼロ！労働災害が多い『予定外作業』『省略行動』を徹底排除！」。昨年度は、これまでの防止対策の効果から中傷（全治１カ月以上～全治３カ月未満）以上の件数が減少。一方、いまだに４割の中傷以上事故が発生しているため、監視カメラ設置による〝現場の見える化〟を図るなど、引き続き重視する。また、要因の多くを占める「予定外作業」「省略行動」や、新規入場者への対策を徹底するとともに、ＩＣＴといった最新技術を活用し現場の安全性を高める…