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2024年05月17日(金) 発刊日

東北整備局・22年度港湾・空港工事受注ランキング/五洋建設が22億円余で1位/地元トップは宮城建設(岩手県久慈市)

2023.05.22

 東北地方整備局が公表している2022年度入札結果のうち、港湾・空港関係の企業別受注総額ランキングをまとめた(JVは1社とみなす。千円以下は切り捨て)。トップは小名浜港東港地区防波堤(第二沖)築造工事など6件・22億1290万円を受注した五洋建設で、前年の4位から大きくランクアップした。続いて、能代港大森地区岸壁(マイナス10㍍)地盤改良工事を17億6640万円で受注した東洋建設・本間組JVが2位、久慈港湾口地区防波堤(北堤)基礎ほか工事など4件・12億4528万円を受注したあおみ建設が3位となった。
 予定価格250万円を超える工事が対象で、22年度は46件、受注総額は122億0592万円に上った。前年度と比べ件数で26件、金額で50億5835万円余り減少した。落札率の最低は79・16㌫で前回より10・07ポイント下回った。最高は99・84㌫だった(22年度は100㌫)。上位15者のうち3者がJV受注だった。なお、前年度に比べ件数が大きく減ったこともあって、受注額1億円以上の業者は18者にとどまった。
 地元業者は6社がランクインした。このうちトップは、久慈港湾口地区防波堤(北堤)基礎ほか工事(その2)と同(南堤)基礎ほか工事を4億7170万円で受注した宮城建設(岩手県久慈市)。
 2位は八戸港八太郎・河原木地区航路泊地(埋没)付帯施設本体工事と同上部ブロック製作ほか工事を3億5950万円で受注した畑中建設工業(青森県八戸市)だった。
 3位には酒田港北港地区防波堤(北)(第二)本体工事と同被覆ほか工事を2億0400万円で受注した酒井鈴木工業(山形県酒田市)が入った。