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2024年05月17日(金) 発刊日

国交省/東北6県・10月の建設工事受注/3カ月ぶりに増加/3・9%増の4590億余

2023.12.20

 国土交通省は、2023年10月の建設工事受注動態統計調査の結果をまとめた。これによると東北6県の元請け、下請けの総受注高は、前年同月と比べ3・9㌫増の4590億4800万円となり、3カ月ぶりに増加に転じた。秋田、山形、福島で減少したものの、青森と宮城が2桁台で伸びたことに加え、岩手が小幅に増加したことが影響した。総合工事業は14・4㌫増の2981億4500万円、職別工事業は17・2㌫減の798億8100万円、設備工事業は810億2300万円だった。
 県別の受注高を見ると、宮城は15・1㌫増の1516億1600万円で5カ月連続、青森は12・7㌫増の706億3100万円で2カ月連続、岩手は8・6㌫増の460億4300万円で3カ月ぶり、それぞれ増加した。一方で、秋田は4・2㌫減の518億3200万円で3カ月ぶり、山形は7・1㌫減の522億9400万円で2カ月連続、福島は8・5㌫減の866億3100万円で3カ月連続、それぞれマイナスとなった。
 東北の元請受注高は、公共機関が5・4㌫減の1010億2300万円、民間等が6・8㌫増の1449億4500万円で、全体で1・4㌫増の2459億6800万円だった。
 下請受注高は6・9㌫増の2130億8100万円。4県で減少したが、青森と宮城の伸びがけん引したため、全体でプラスとなった。
 全国の受注高は、12・6㌫減の8兆5349億6800万円だった。このうちの元請受注高は、公共機関が13・8㌫減の1兆5591億8400万円、民間等が9・5㌫減の3兆8067億1700万円で、全体で10・8㌫減の5兆3659億0100万円となった。下請受注高は15・5㌫減の3兆1690億6700万円だった。