東北現場の底力／会津若松市・市役所庁舎整備事業（福島）／新・旧庁舎のマットスラブを一体化／免震レトロフィットで歴史的価値を継承

　福島県会津若松市は、戊辰戦争時に難攻不落の名城と呼ばれた「鶴ヶ城」を中心に市街地が形成されている。その城下で令和時代のランドマークとなる新庁舎の建設と、免震レトロフィット工法を採用した歴史的価値のある既存庁舎の保存改修が同時進行している。建築工事を担当する戸田建設・共立土建・弓田建設ＪＶに工事の特色である保存改修を中心に取材した…

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