東北現場の底力/クリーンいわて事業団・公共関与型産業廃棄物最終処分場土木施設建設(岩手県八幡平市)/セメント改良し土質を強化/産業廃棄物の適正処理体制確保へ
      2024.05.24    
  岩手県八幡平市で建設中の「公共関与型産業廃棄物最終処分場」。事業面積約71・6㌶、開発面積約38㌶にもなる大規模事業の中心となる土木施設建設工事には、今年4月までに延べ約2万4400人が携わっている。現場発生土が想定より脆弱であることが判明したため、セメントを混ぜ土質を改良しながら工事を行う。天候に左右され、かつ、冬季は3カ月間工事をストップせざるを得ない厳しい環境の中、2025年度内の完了に向け、着々と工事が進んでいる…