東北現場の底力/広渕沼機場建設工事(宮城県石巻市)/大雨被害をリカバリーし工期順守/農業用水利施設の統廃合へ
2024.11.22
宮城県の北東部に位置する石巻市と東松島市周辺に広がる水田一帯、受益地4770㌶を対象とし、東北農政局の河南二期農業水利事業が2016年度から行われている。事業は、揚排水機場の改修および統廃合、幹線用排水路の改修、排水系統の再編および耐震化対策を行い、農業用水の安定供給、維持管理の軽減、湛水被害の軽減などに取り組んでおり、事業期間は29年度まで。主要工事の1つとなる広渕沼機場の新設を、西松建設が担当している。工法変更の提案などにより、施工序盤の大雨被害をリカバリーし、工期順守で施工が進む…
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