宮城県内の主要水道事業／共同浄水場は来年度に事業手法固める／衛星やＡＩを活用した管路調査が普及

　宮城県内の上水道事業を見ると、衛星やＡＩといった新技術を活用した管路の調査業務が複数の事業体で採用されている。衛星による漏水調査は県内１１市町と福島県の企業団が全国で初めて県域を越えた共同発注を行い、順次業務を実施している。ＡＩによる管路調査は宮城県と仙台市がそれぞれ取り入れた。仙台市水道局と塩釜市の共同浄水場は来年度までに基本設計をまとめるスケジュールで、来年度内には事業手法が確定する見込み…