東北現場の底力/福島市・重要文化財旧広瀬座再整備工事/文化的価値を損ねない保存と活用へ試行錯誤/コラムカプラで耐震フレーム組立
2025.07.31
国指定重要文化財の旧広瀬座は、東北地方に現存する数少ない明治時代中期に建設された芝居小屋。現在は福島市が保存修理や耐震補強などの再整備事業を進めている。7月上旬にはメイン工事となる耐震用鉄骨フレーム設置や屋根葺き替えなどが完了し、屋根を覆っていた素屋根が外され、真新しいこけら葺きの屋根となった建物が姿を現した…
国指定重要文化財の旧広瀬座は、東北地方に現存する数少ない明治時代中期に建設された芝居小屋。現在は福島市が保存修理や耐震補強などの再整備事業を進めている。7月上旬にはメイン工事となる耐震用鉄骨フレーム設置や屋根葺き替えなどが完了し、屋根を覆っていた素屋根が外され、真新しいこけら葺きの屋根となった建物が姿を現した…