東北の城 ~仙台城~
東北ジャーナル 2025年4月号
表紙の写真
施 設 名:町道女川出島線「出島大橋」
発 注 者:宮城県
設 計:JFEエンジニアリング
施 工:JFEエンジニアリング・橋本店・東日本コンクリートJV
事業主体:宮城県女川町
国内有数の水揚げ高を誇る女川町。2024年12月19日、沿岸漁業の拠点である離島の出島と女川町尾浦地区を結ぶ「出島大橋」が供用を開始した。白を基調とし大きな弧を描く鋼中路式アーチ型式の橋は、橋長364m、アーチ支間長314m、幅員6.5m(歩道なし)の規模。架橋事業は約40年前から島民の要望があり、東日本大震災をきっかけに復興と人口減少の抑制に向けて、2015年に女川町の事業主体で建設が決まった。整備に当たり橋梁本体の基本設計から工事までは県が代行し、開通後の維持管理は町が行っている。有事の際に「命の道」として防災道路の機能を果たすほか、島民の利便性向上や産業振興、女川町全体の活性化に大きく寄与する路線として期待されている。
グラビア


特集

2025年度当初予算に見る
東北6県・仙台市の主要建設事業
TJインタビュー
十分な予算を手当てし
しっかり維持することが重要
東北学院大学工学部環境建設工学科 教授 石川 雅美 氏
TJ情報①
3月1日適用の公共工事設計労務単価
6県の主要12職種は4・8%増
TJ情報②
3月1日適用の設計業務等技術者単価
5・7%増の4万9570円
TJスポット
国土交通省が全国特別重点調査の実施を要請
設置後30年以上の下水道管が対象
支倉徒然
セピア色の風景 「トラクターと親父」
仙台建設業協会専務理事 青田 茂雄
東北難読地名考

勿来(福島県いわき市)
コンストラクションアイ
アイデンティティの歌(16)
アレンジ版が席巻する「荒城の月」(上)
東北文化学園大学 建築環境学科 客員教授 赤井 仁志
東北の建設動向 資料編
・物件記事ダイジェスト
建設新聞に掲載した記事のうち、2025年2月に掲載した主な物件記事を東北各県別に公共、民間の順に紹介。1カ月間における東北の建築、土木工事の最新動向がまとめて把握できる。
・設計コンサル委託状況
建設新聞に掲載した記事のうち、2025年2月に掲載した土木・その他(受注金額1000万円以上)、建築(おおむね500㎡以上および受注金額1000万円以上)の設計コンサルの委託状況を東北各県別に土木、建築の順に紹介。
・工事契約状況
建設新聞に掲載した記事のうち、2025年2月に掲載した工事契約を、東北各県別に土木(2500万円以上)、建築(2500万円以上)、機械設備(1000万円以上)、電気設備(1000万円以上)、その他(1000万円以上)の順に紹介。
・東北6県受注額ランキング
建設新聞に掲載した記事のうち、2025年2月に掲載した工事契約を受注金額順に6県の上位ベスト200を抽出、各県別にベスト50を抽出して紹介。
・2025年7月の竣工予定
土木(6億円以上)、建築(2億円以上、民間はおおむね2000㎡以上)の順に、3カ月先に完成する工事案件を東北各県別に紹介。
・建築着工統計
2025年1月における東北各県の着工戸数を総計、建築主別、構造別、用途別、地域別・資金別、市郡別、利用関係別、種類別に紹介。
・仙台圏の業者別専用住宅確認状況
仙台圏における2024年12月の新築専用住宅を各区ごと、近隣市町ごとに建築確認状況を業者別の件数を一覧して紹介。
・仙台市中高層建築物等建築計画
仙台市内の中高層建築物等建築計画のお知らせ内容を抜粋して最新情報を紹介。
・開発許可状況
2025年2月における開発許可状況を東北各県別に申請者、申請地、面積、用途を紹介。
・新規許可業者一覧
2025年1月における建設業に基づく新規許可業者を東北各県別に紹介。