震災から12年を迎える被災地の現在(いま)
~福島県南相馬市編~
東北ジャーナル 2023年2月号
表紙の写真
施設名:双葉町役場新庁舎
発注者:福島県双葉町
設計・監理・施工:橋本店・関・空間設計JV
東日本大震災の津波による福島第一原子力発電所事故で、町外に避難を余儀なくされていた福島県双葉町の役場庁舎がJR常磐線双葉駅前に戻り、昨年9月5日から業務を開始した。新庁舎は駅前広場(長塚町西73の4ほか地内)の2719.78平方㍍に、軽量S造2階建て、延べ3145.97平方の規模で整備。「情報・交流のプラットフォームとなる庁舎」をコンセプトに、行政機能のほか、住民らが憩い集える場となる「エンガワモール」やラウンジを設けるなど、来庁者に優しいつくりが特徴となっている。また、木のルーバーによる内外の木質化や駅正面から二つの葉のように見えるデザインも目を引くポイントだ。昨年8月30日に特定復興再生拠点全域で避難指示が解除され、居住が可能となった双葉町の新たなまちづくりをけん引する拠点として期待も高まっている。
グラビア
特集
東北6県 分譲マンション建設動向一覧(1990~2008年まで)
本誌独自調査
2022年
東北地区分譲マンション新規供給動向
東北、仙台圏とも3年ぶりに増加
TJ情報
東北6県2022年受注額ベスト200
上位10位中4件がトンネル工事
支倉徒然
セピア色の風景 「冬の盛岡」
仙台建設業協会専務理事 青田 茂雄
東北難読地名考
手向(山形県)
コンストラクションアイ
若者を育てる
東北文化学園大学 建築環境学科 客員教授 赤井 仁志
東北の建設動向 資料編
・物件記事ダイジェスト
建設新聞に掲載した記事のうち、2022年12月に掲載した主な物件記事を東北各県別に公共、民間の順に紹介。1カ月間における東北の建築、土木工事の最新動向がまとめて把握できる。
・設計コンサル委託状況
建設新聞に掲載した記事のうち、2022年12月に掲載した土木・その他(受注金額1000万円以上)、建築(おおむね500㎡以上および受注金額1000万円以上)の設計コンサルの委託状況を東北各県別に土木、建築の順に紹介。
・工事契約状況
建設新聞に掲載した記事のうち、2022年12月に掲載した工事契約を、東北各県別に土木(2500万円以上)、建築(2500万円以上)、機械設備(1000万円以上)、電気設備(1000万円以上)、その他(1000万円以上)の順に紹介。
・東北6県受注額ランキング
建設新聞に掲載した記事のうち、2022年12月に掲載した工事契約を受注金額順に6県の上位ベスト200を抽出、各県別にベスト50を抽出して紹介。
・2023年5月の竣工予定
土木(6億円以上)、建築(2億円以上、民間はおおむね2000㎡以上)の順に、3カ月先に完成する工事案件を東北各県別に紹介。
・建築着工統計
2022年11月における東北各県の着工戸数を総計、建築主別、構造別、用途別、地域別・資金別、市郡別、利用関係別、種類別に紹介。
・仙台圏の業者別専用住宅確認状況
仙台圏における2022年10月の新築専用住宅を各区ごと、近隣市町ごとに建築確認状況を業者別の件数を一覧して紹介。
・仙台市中高層建築物等建築計画
仙台市内の中高層建築物等建築計画のお知らせ内容を抜粋して最新情報を紹介。
・開発許可状況
2022年12月における開発許可状況を東北各県別に申請者、申請地、面積、用途を紹介。
・新規許可業者一覧
2022年11月における建設業に基づく新規許可業者を東北各県別に紹介。
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