デザイン性と機能性を両立する町の新たなランドマーク
桑折町役場庁舎
東北ジャーナル 2021年2月号
表紙の写真
施設名:中橋
発注者:宮城県南三陸町
設計:パシフィックコンサルタンツ・隈研吾建築都市設計事務所JV
施工:矢田工業、飛島建設・大豊建設・三井共同建設コンサルタントJV、升川建設
復興が進む宮城県南三陸町志津川地区を流れる八幡川には、震災復興祈念公園と商店街をつなぐ人道橋「中橋」が架かる。東日本大震災の際に旧中橋は津波で流され、昨年9月に復興のシンボルとして再建された。復興の設計図となる「南三陸町志津川地区グランドデザイン」を手掛けた世界的建築家・隈研吾氏がデザインした同橋は、太鼓橋を模したパイプトラス構造で、床版には町産のスギが使用されている。橋長は80.6m。デッキは2層構造となっており、イベントも開かれる広場となる上段と、慰霊の空間となる下段に分かれる。下段から上段へ突き抜けるように伸びる支柱は、神社の千本鳥居を表現しており、祈念公園への参道に見立てている。橋の開通と同時に祈念公園も全面開園され、復興に向け新たな一歩を踏み出す。
グラビア
東北インフラツーリズム
栗本堰円形分水工(福島市)
TJインタビュー
・現場主義に徹しながら 福島の復興・再生に全力
復興庁福島復興局 生沼 裕 局長
特集
東北6県 分譲マンション建設動向一覧 Part①
本誌独自調査
2020年 東北地区分譲マンション新規供給動向
TJ情報
東北6県2020年受注額ベスト200
上位は青森と福島が独占
コンストラクションアイ
言葉に体温と体重を乗せる
福島大学 共生システム理工学類 特任教授 赤井 仁志
東北の建設動向 資料編
・物件記事ダイジェスト
建設新聞に掲載した記事のうち、2020年12月に掲載した主な物件記事を東北各県別に公共、民間の順に紹介。1カ月間における東北の建築、土木工事の最新動向がまとめて把握できる。
・設計コンサル委託状況
建設新聞に掲載した記事のうち、2020年12月に掲載した土木・その他(受注金額1000万円以上)、建築(おおむね500㎡以上および受注金額1000万円以上)の設計コンサルの委託状況を東北各県別に土木、建築の順に紹介。
・工事契約状況
建設新聞に掲載した記事のうち、2020年12月に掲載した工事契約を、東北各県別に土木(2500万円以上)、建築(2500万円以上)、機械設備(1000万円以上)、電気設備(1000万円以上)、その他(1000万円以上)の順に紹介。
・東北6県受注額ランキング
建設新聞に掲載した記事のうち、2020年12月に掲載した工事契約を受注金額順に6県の上位ベスト200を抽出、各県別にベスト50を抽出して紹介。
・2021年5月の竣工予定
土木(6億円以上)、建築(2億円以上、民間はおおむね2000㎡以上)の順に、3カ月先に完成する工事案件を東北各県別に紹介。
・建築着工統計
2020年11月における東北各県の着工戸数を総計、建築主別、構造別、用途別、地域別・資金別、市郡別、利用関係別、種類別に紹介。
・仙台圏の業者別専用住宅確認状況
仙台圏における2020年10月の新築専用住宅を各区ごと、近隣市町ごとに建築確認状況を業者別の件数を一覧して紹介。
・仙台市中高層建築物等建築計画
仙台市内の中高層建築物等建築計画のお知らせ内容を抜粋して最新情報を紹介。
・開発許可状況
2020年12月における開発許可状況を東北各県別に申請者、申請地、面積、用途を紹介。
・新規許可業者一覧
2020年11月における建設業に基づく新規許可業者を東北各県別に紹介。
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