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2023-06-26# 物件(仙台圏)

仙台市/生出地区複合施設の基本設計プロポ/昴設計を選定/市民Cや児童館など延べ2050㎡で計画

仙台市は、太白区生出地区に計画している市民センターなどの機能を担う複合施設について基本設計を委託するため、設計業者8社を指名してプロポーザルの手続きを進めた結果、昴設計を選定した。今後、8月末ごろに契約手続きを進める。

指名業者はこのほか桂設計、楠山設計、群建築設計事務所、菅伸建築設計事務所、関・空間設計、東北設計計画研究所、マド建築綜合設計だった。

太白区茂庭2の8の1地内にある既存の生出市民センターは、証明発行センター、保健センター、診療所の機能が入居する施設。築後40年ほど経過したため、近接する老人憩の家の機能と合わせ、既存市民センターの東側隣接地に移転新築する。

また、生出地区は土地区画整理事業などで宅地開発が進み子どもの数が増えていることから、生出小学校区内に未設置となっている児童館の機能も盛り込むことにした。

施設規模は延べ2050平方㍍程度を想定。構造や階数については今回の基本設計で計画をまとめる。

整備スケジュールは本年度で基本設計作成、2024年度に実施設計、25・26年度で施工し、27年度の供用開始を目指す。

 

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