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2024-04-25# 物件(仙台圏)

仙台市/勾当台公園再整備の実施設計/申請は5月13日まで/広場2.68haの設計作成、来年度工事予定

仙台市は24日付で「勾当台公園再整備実施設計等業務委託」を公告した。

参加申請は5月13日まで。開札は同20日11時に行う。

参加資格は市内に本店、支店、営業所を有する建設コンサルタント造園部門または建設コンサルタント都市計画部門の登録者。2009年度以降に公園(街区公園を除く)または緑地等における設計の元請け業務実績があることなど。

青葉区本町3の9の2ほか地内ある勾当台公園は、市役所本庁舎南側の「にぎわいの広場(市民広場)」約8000平方㍍、同東側の「歴史の広場」約4500平方㍍、同南東側の「いこいの広場」約1万5000平方㍍で構成する計2万6887平方㍍の近隣公園。1989年度の全面改修以降、施設が老朽化したことや、市役所本庁舎の建て替え事業が進むことを受け、再整備を立案した。

「にぎわいの広場」は新庁舎の敷地内広場との一体性を持った祝祭・交流の広場として魅力向上を図り、ステージは設備の充実などニーズを踏まえた改修を検討するほか、カフェ・トイレの既存建物は撤去して南北方向の往来がスムーズな開放的な広場に再整備する。

「いこいの広場」は森や段丘沿いの水景を活かし、憩いの場として魅力ある広場に再整備するため、南側に民間誘導型の飲食・サービス施設を配置するとともに、中央付近はまちのリビングとしてくつろげる広場を創出。さらに北側の野外ステージは向き・規模・設備の充実を図り森のステージとして改修整備を進める。歴史の広場は「かたらいの広場」と改称し、石積みや水路を活かした滞留空間や休憩施設を整える計画だ。

昨年度は基本設計を日本工営都市空間に委託。今回の業務は、昨年度の基本設計から新たに実施設計をまとめるもので、広場全面積2・68㌶、歩道詳細設計0・41㌔㍍などを作成する。

履行期限は25年3月31日まで。工事は来年度からを予定している。

 

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