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2025-05-20# 物件(仙台圏)

東北整備局仙台河川/名取川右岸の堤防質的整備/測量を公告、来年度以降設計へ/山田IC下流の約1.3kmが対象

東北整備局仙台河川国道事務所は名取川改修事業の一環で、仙台南部道路・山田IC下流に位置する名取川右岸の延長約1・3㌔㍍を対象に堤防の質的整備に取り組む。19日付で測量業務を公告しており、件名は「名取川熊野堂地区堤防ほか測量業務」。成果品を踏まえて来年度以降に設計を委託する見込み。

河口から10・3㌔㍍~11・6㌔㍍地点の右岸が対象で、名取川水系河川整備計画(大臣管理区間)に位置付けている。上流は名取川頭首工の下流側で、下流は高舘河川グラウンドのあたりまで。

大雨時に堤防下部に水みちができることによるパイピング破壊が懸念されるため、対策を検討する。具体的な手法は、測量によって用地の状況などを把握した上で詰める。一部区間は既存堤防の断面が不足していることから質的整備と併せて解消を図る。

委託業務の内容は基準点測量、水準測量、地形測量、路線測量の各一式でドローンなどUAVを用いて行う。業務場所は名取市高舘熊野堂地内。履行期限は12月19日。

参加資格は測量の有資格者である単体かJV。申請書は6月3日まで、入札書は7月2日まで受け付け、翌3日11時に開札する。履行確実性評価型の総合評価落札方式。

 

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