2025-07-22# 物件(仙台圏)
東邦銀行/仙台市中央 仙台支店の老朽化対応/あらゆる方策を検討/直近では白河支店移築にZEB設計採用
東邦銀行(福島市大町3の25 佐藤稔取締役頭取)は、仙台支店の老朽化に伴いあらゆる対策を検討している。
仙台支店はすでに今月7日から仙台市青葉区一番町2の4の1に所在する青葉通パークビルディング1階の仮店舗で営業を開始しており、仙台支店の看板などは撤去されている状態。
同行の広報によると「現時点では老朽化に対してあらゆる方策を検討している段階。方向性が決まれば時期を見て公表する予定」としている。
現在の仙台支店は、仙台市青葉区中央1丁目753地内に1970年に建設された仙台東邦ビル内で店舗兼事務所として開設。規模はRC造地下1階地上7階建て、延べ約4200平方㍍。
同行は2024年から30年までを期間とする長期経営計画の中で、企業価値向上に向けた3本柱の一つとして「成長・環境投資」を掲げており、デジタル投資・アライアンス関連投資・環境投資に6年間累計で100億円程度を投じる考えだ。
このうち環境投資について直近の店舗整備の動向を見ると、福島県内で昨年12月に白河支店を移転新築した。環境に配慮した店舗づくりとして、カーボンニュートラルの観点から同行初のZEB設計を採用している。