2025-08-26# 物件(仙台圏)
県仙台振興/大郷町 行井堂堰改修の本体初弾工/県内本社の土木S対象/左岸護岸工に着手、28年度の完成目指す
宮城県仙台地方振興事務所は大郷町で取り組む「行井堂堰改修(その1)工事」を25日に公告し、本体について初弾工事に着手する。参加資格は、県内に本社を有する土木一式工事S等級など。
参加申請は9月12日まで、入札書と技術資料の提出は同17日まで受け付け、翌18日10時に開札する。予定価格は1億9244万3000円。総合評価は簡易型・施工計画型を適用する。
一級河川吉田川のうち大郷町粕川地内にある行井堂堰が老朽化しているため、改築に向けて調整を進めている。既存施設は1973年に建造したコンクリート固定堰で延長約47㍍、堰高1・1㍍の規模。受益地は左岸の農地約303㌶に及び、取水能力はピークの時期で毎秒約1・00立方㍍、平常時に約0・83方㍍。施設管理者は鶴田川沿岸土地改良区。
改築に当たっては、既存堰の直下流に可動堰として造り変える。新たな堰の諸元は延長47㍍、高さ約1・5㍍。
本体に係る初弾工事は延長33メートルにわたる左岸部護岸工で、堰柱工6㍍、水叩き側壁工、取付擁壁工、取付擁壁低水護岸工、回転杭工(φ400㍉㍍、t=9㍉㍍、L=15・5㍍)26本と仮設工一式など。工期は2026年3月27日まで。
今後は回転杭工による基礎工事を進めた後、堰本体の立ち上げ工事などに着手する予定。全体の工事完了目標は28年度を目指している。
基本計画は復建技術コンサルタント、地質調査業務をテクノ長谷がまとめたほか、河川協議資料作成をキタイ設計が担当した。
なお転流工などの準備工事に当たる「行井堂堰付帯工事」はネクストが担当。「行井堂堰付帯(その2)工事」は7月24日に開札している。