仙台市は３日付で「（仮称）生出地域複合化公共施設新築工事」を公告した。

　申請は２４日、入札書の提出は１１月７日まで。開札は同１０日１０時に行う。予定価格は９億５２２０万円。

　参加形態は２社により自主結成されたＪＶ。市内に本店を有する鉄骨・鉄筋コンクリート建築工事の格付評点が代表者は９５０点以上、構成員は８００点以上。２０１０年以降に完成したＳＲＣ造もしくはＲＣ造の建築物の新築、増築または改築で代表者は延べ８６０平方㍍以上、構成員は延べ４３０平方㍍以上の施設建築工事の元請け実績があること。

　太白区茂庭２の８の１地内にある既存の生出市民センターは、診療所、保健センター、証明発行センターの機能が入る複合施設。築後約４０年が経過し老朽化が進んだため、太白区茂庭新熊野地内に所在する既存市民センターの東側隣接地に移転新築する。生出地区は宅地開発が進み子どもの数が増えていることから、生出小学校区に未設置の児童館機能も盛り込む。

　施設はＲＣ一部Ｓ造２階建て、延べ２０５３・９３平方㍍。市民センター棟が延べ１７２２・１８平方㍍、診療所棟が延べ３２９・１６平方㍍となる。設計は建築が昴設計、設備はＥ．Ｉ．Ｓ設備計画が担当。工期は２７年８月１３日まで。電気、機械設備は別途発注する。