仙台を中心に賃貸仲介・売買・建築リフォームなどを手掛ける総合不動産会社の山一地所（仙台市泉区泉中央２の１３の３　渡部洋平代表取締役社長）は、仙台市若林区五十人町に「（仮称）五十人町マンション」の建設を計画している。施工は、賃貸マンション建設の実績が豊富な巧成建設が山一地所の案件を初めて担当する。設計はＡＳＫＡ総合計画がまとめた。

　建設地は五十人町１８の７、２０の２地内の敷地１０５７・３０平方㍍。ここにＲＣ造７階建て、延べ１８８７・８０平方㍍、戸数６０戸の共同住宅を新築する。基礎は直接基礎で、建屋の高さは２２㍍。五十人町の雰囲気に合わせて和テイストを取り入れたシックなイメージの建物を検討している。着工は来年１月初旬で、完成は２０２７年２月末を予定する。

　山一地所によると、今回の物件は〝完全週休２日制〟で〝定時始業・終業〟の働き方改革対応現場。東北トップクラスの賃貸物件管理戸数を誇る山一地所と、同社と同じく泉区に本社を構え、賃貸マンションの施工実績を多数有する巧成建設の初コラボレーション企画として熟慮を重ねている。