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2026-01-21# 物件(仙台圏)

グローテック/大衡村 第2工場の設計・施工/S2F、延べ4000㎡で計画

 グローテック(大衡村松の平3の1の8 種澤直樹代表取締役社長)は、大衡村にある第二仙台北部中核工業団地内に第2工場の新設を計画し、太田組の設計・施工を決めた。

 建設場所は大衡村松の平3の1の2地内で、敷地面積は1万6575平方㍍。ここにS造2階建て、延べ約4000平方㍍の工場を建設する。

 建築確認が下り次第工事に入る予定で、工期は10カ月を見込む。2027年の工場稼働に向けて進めていく方針だ。

 施設内には、社員の休憩エリアを設置。アウトドア用品を手掛けるスノーピーク(新潟県三条市)のタープや椅子、人工芝を設置する予定で、地震など有事の際に対応できるような取り組みも行う。

 今回の第2工場新設は、急速に高まる自動化ニーズの取り込みと生産体制の抜本的な強化を目的に将来を見据えた投資となる。工場新設への投資額は、工事費用や土地代合わせて15億円。第2工場の新設により製造能力が約4倍に拡大する。

 FA(FactoryAutomation)機器をはじめとする生産設備の一貫生産を行うグローテックは、16年の創業以降、少子高齢化などによる労働力不足が著しい製造業者から高いニーズを受け、売り上げを大きく伸ばしているスタートアップ企業。県内で唯一、中小企業庁からの中小企業成長加速化補助金の採択を受けた「100億宣言」企業となっており、本年度に見込まれる売上高27億円から、36年度までに100億円とすることを目標にしている。
 
◎20日に大衡村と協定締結

 20日には大衡村役場内で、第2工場建設に関する協定締結式が行われた。

 締結式には、グローテックから種澤直樹社長、川畑康成取締役、柿崎秀洋マネージャーの3人が、村からは小川ひろみ村長、鹿野浩副村長の2人が参加した。協定書署名や写真撮影は、雑談を交えながら終始和やかな雰囲気で進められた。

 その後行われた記者会見で小川村長は「第2工場建設は、雇用の創出や地域経済への直接的な波及と共に企業の集積、人材の定着など大きな効果をもたらす。引き続き、企業と自治体の互いの強みを生かしながら、地域の将来を共に描いていきたい」と喜んだ。

 グローテックの種澤社長は「大衡村や宮城県の代表となる企業になれるよう、10周年の節目の年としてすい進していきたい」と意気込んだ。

 なお、同社はことし2月に、愛知県刈谷市で営業所を開設する。また今後、九州や北海道など全国各地への拠点拡大を見込んでいる。

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