2026-02-05# 物件(仙台圏)
NEXCO東日本/富谷市 富谷JCTループ橋の設計を特定/成田高架橋付近に鋼8径間458mで計画
NEXCO東日本東北支社は、東北自動車道と仙台北部道路の相互乗り入れを可能とするUターンランプ(ループ橋)設計業務の委託先をオリエンタルコンサルタンツに特定した。WTO対象公募型プロポーザルで選定した同社と1月22日に見積もり合わせを行い8909万円で決まった。件名は「仙台北部道路富谷JCTランプ橋基本詳細設計」。
東北道と仙台北部道路は富谷市穀田地内の富谷JCTで接続しているが、仙台北部道路の起点側(東側)のみ相互乗り入れが可能で、富谷ICにつながる終点側(西側)は乗り入れできない。このため、富谷JCT東側の仙台北部道路上にUターンランプ(ループ橋)を新設する。
Uターンランプは、県道仙台三本木線を跨ぐ富谷市西成田地内の成田高架橋でループする形状とする。ループ西側の織り込み長は上下線とも約600㍍で擦付区間を挟む。ランプは1車線。ランプはA規格で、設計荷重はB活荷重。設計速度は50㌔㍍/時。
ループ橋は鋼8径間連続箱桁で、橋長458・5㍍、有効幅員7~13㍍。P2~P3とP5~P6で県道仙台三本木線と明石川を跨ぎ、P4付近で仙台北部道路本線と交差する。曲線桁として設計する。
下部工は橋台2基がともに逆T式で高さ7㍍。橋脚はP1~P7いずれも柱式橋脚(張出有)。高さはP1が13㍍、P2が26㍍、P3が28㍍、P4が25㍍、P5が28㍍、P6が22㍍、P7が14㍍。基礎工はA1・P1・P7・A2が場所打ち深礎杭または大口径深礎杭。上部工の架設工法はトラッククレーンベントを想定している。
下部工詳細設計と上部工基本設計を作成する。履行期限は2027年12月20日。
プロポーザルには26社が申請した。
なお、関連する「仙台北部道路富谷JCT道路詳細設計」は片平新日本技研に委託している。ループ橋の概略型式検討は建設技術研究所、ループ橋部分の地質調査は大日本ダイヤコンサルタントが担当した。また、成田高架橋の4車線化工事は下部工を五洋建設・丸本組JV、上部工をIHIインフラシステムが施工する。
東松島市は、2026年度当初予算案をまとめた。一般会計は214億4400万円で、前年度比0・1㌫の減。普通建設事業費は21億0634万1000円で37・3㌫の減としている。特別会計の総額は89億3426万4000円、下水道事業会計の収益的および資本的支出の総額は30億8047万7000円。全会計の総額は前年度比1・5㌫の増で334億5874万1000円となっている。
建設関連では、矢本駅周辺地区都市再生整備工事に1億5400万円を計上。矢本駅前周辺について、駅前降客の送迎などにより渋滞が頻繁に発生するため渋滞緩和を目的に実施。国道側を橋本道路が施工中で、来年度は駅側の工事を行う予定。全体完了は26年度中を目指している。
また、市営住宅解体工事に1億4300万円、避難道路整備工事調査測量設計業務に3239万5000円、津波避難道路整備工事に7455万円を充てている。
学校関連では、矢本東小学校冷温水発生機改修工事に2億0960万円、大曲小学校西校舎解体工事に1億2400万円を計上した。
このほか下水道事業会計では、大曲処理分区管渠工事に2億2000万円などを盛り込んだ。


