2026-02-16# 物件(仙台圏)
塩釜市/清掃工場の延命化計画/4月にも発注仕様書作成に着手/大規模改修工事に限度額10億余、27年度から着工
塩釜市は、延命化を図る清掃工場について新年度当初から大規模改修工事に向けた発注仕様書作成などの業務に着手し、2027年度から工事を開始したい考えだ。
同市では廃棄物の安定処理を継続させるため41年度に宮城東部衛生処理組合に加入する意向を示し、昨年から組合との協議を開始した。加入後は廃棄物の処理を組合として行う予定であることから杉の入浦39の47に所在する既存清掃工場を15年間延命化する。延命化計画は国際航業が担当した。
計画によると26年度から30年度を重点修繕期間に位置付け、老朽化が著しく、安全性や部品調達等に懸念がある重要設備を改修対象とする。
特に、煙突設備やクレーン設備等は優先度が高く、部材関連の製作期間が長期に及ぶため、それらを集約し、大規模改修として一体的に発注することで、休炉中の限られた時期に集中した施工ができるよう調整を図るとしている。
大規模改修の実施に当たっては、施工箇所が特殊設備の更新(リニューアル)を含み専門性を有するほか、煙突排ガスに係る予測等を施工前に行う必要があることから、事前に関連する委託業務を発注する。また清掃工場の操炉を継続するため、例年の定期的な維持修繕も併せて実施する。
26年度の当初予算案には債務負担行為に清掃工場大規模改修工事として限度額10億2446万3000円(期間26~30年度)、工事監理業務委託として1906万3000円(前同)を設定している。また単年度予算には設計業務委託に1500万円、清掃工場改良工事に1億4955万6000円などを計上している。
今後のスケジュールは、大規模改修に係る発注仕様書作成は4月から開始し10月上旬に成果品を納め、生活環境影響調査に直ちに着手する。大規模改修工事は12月から27年1月の中旬までに仮契約を締結し、年度末までに議会承認を得たい考えだ。維持修繕については、9月から着手し年度末までの完了を見込んでいる。


