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2026-03-17# 物件(仙台圏)

東北農政局北上土地改良/吉田川流域 中下排水路の実施設計/開札は5月15日/既設を拡幅・改修し流量増に対応

 東北農政局北上土地改良調査管理事務所は「国営総合農地防災事業全体実施設計・吉田川流域地区中下(なかしも)機械排水路実施設計業務」を16日付で公告した。総合評価は標準型。

 申請は今月31日まで。提案書と入札書は4月20日まで受け付け、5月15日に開札する。参加資格は建設コンサルタントA等級。

 吉田川流域は大和町、大郷町、大崎市、松島町、東松島市に跨る受益面積約4500㌶。国営事業化に向けて2023年度から国営土地改良事業地区調査を実施している。26年度からは国営総合農地防災事業の全体実施設計に移行。いずれも宮城県が整備した19カ所の機場があるが、集約を図りつつ排水能力の増強に取り組む。

 中下機械排水路は、最下流部の東松島市野蒜地区で、既存の中下排水機場と浅井排水機場を統合して新設する排水機場(排水能力5・6立方㍍/秒)に流れ込む排水路となる。

 新しい機場は既存中下機場の少し上流部に設置するため、基本的には現在の中下排水機場に流入している既設排水路を拡幅・改修する。

 流量は現状が1・671立方㍍/秒だが、機場の統合を踏まえて3・789立方㍍/秒に増大する。

 水路の構造は現状が積ブロックで、改修により連節ブロック区間(幅約7・5㍍)と排水フリューム区間(幅約3㍍)に切り替える。

 中下機械排水路としての実施設計延長は1176㍍(新設機場の敷地内に設ける遊水地取付水路を含む)。分水工1カ所、水路横断構造物8カ所(用水7カ所・上水1カ所)の設計を含む。

 また大塚川排水路との接続水路の延長230㍍と分水工1カ所についても実施設計をまとめる。

 履行期限は12月7日。

 工事の際は、かんがい期を避けて施工する見通し。

 なお、基本設計は三祐コンサルタンツが担当した。また中下・浅井統合排水機場の実施設計業務を簡易公募型プロポーザルにより選定中で、4月21日に特定結果を通知予定。

 

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