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2023-06-12# 物件(仙台圏)

宮城県/主要学校施設の建築設計/仙台二高の大改修は8月公告/聴覚支援学校は10月に公募型プロポ

宮城県が予定している学校施設の主要設計業務の発注計画をまとめた。

仙台第二高長寿命化大規模改修設計業務は7月に公告を予定する。業務概要は内外装等の改修で、履行期間は約21カ月を見込む。概算委託費は1億0700万円。

東松島高校と田尻さくら高校は中規模改修設計業務を委託する予定で、それぞれ6月と7月に公告を予定する。いずれも内外装等の改修で、概算委託費は1900万円。

屋内運動場の改築は、多賀城高校と泉高校が対象。

多賀城高校は、屋内運動場改築設計業務を8月にも公告する。施設規模はS造2階建て、延べ約2569平方㍍など。設計工期は11カ月、概算委託費は5600万円を見込む。

同じく泉高校の屋内運動場の改築設計は10月に公告を予定する。施設規模は、S造2階建て、延べ約2053平方㍍など。履行期間は約10カ月、概算委託費は4700万円。

一方、公募型プロポーザル対象の「聴覚支援学校校舎等改築設計業務委託」は、10月に公募を予定する。

聴覚支援学校は、仙台市太白区八本松2の7の29地内の敷地2万7936平方㍍内に所在する。築後50年が経過しているため老朽化対策として現地建て替えを計画。校舎等の改築規模は、延べ約8700平方㍍で、建築設備設計、外構設計を含む。設計工期は約21カ月。

設計業務委託者との契約については2024年度に締結する予定。

その後、設計業務の完了を待って工事に着手し、供用開始は28年度を目指すとしている。

 

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