社会福祉法人・千葉福祉会（栗原市志波姫北郷大門８５の２　理事長・狩野日出夫氏）は１０日、特別養護老人ホーム「千葉福寿園」の改築工事を条件付き一般競争入札で公告した。参加申請書類の配布期間は２７日１７時までで、書類の受け取りは千葉福寿園事務室で受け付ける。参加申請書は７月１５日まで受け付け、入札は同２５日１０時３０分から行う。郵送、電報、ファクス、そのほか電気通信による入札は認めない。

参加資格は、宮城県から建設工事競争入札参加登録を受けており、▽県内に本社を有し、建築一式工事Ｓ等級の総合評点９００点以上であることなど▽県外に本社を有する場合県内に支社を有し、建築一式工事Ｓ等級の総合評点１４００点以上であることなど―。予定価格は６億３０００万円。

既存施設は建設から４５年が経過したため、老朽化に伴い移転新築する。建設予定地は栗原市志波姫北郷大門８１の１ほか地内。既存施設の建設前に同法人の老人ホームが立地していたところ。

建物概要はＷ造平屋建て、延べ１９１７平方㍍程度で準耐火構造。既存施設はＲＣ造であったが、コスト削減に伴いＷ造とした。床数は従来と同様、特別養護老人ホーム５４床と併設型短期入所生活介護施設６床を合わせた６０床。

工事内容は建築、電気設備、機械設備、外構の各工事で、工期は２０２６年３月２０日まで。設計は中居都市建築設計（盛岡市）が担当した。

なお、公告全文は建設新聞社ＨＰ（民間公告）に掲載。