2025-07-29# 物件(大崎・栗原)
大崎市民病院/地域医療連携拠点の工事3件/JV申請書は8月8日まで/S造3階建て、延べ2912・63㎡
大崎市民病院は28日、地域医療連携拠点施設整備工事の建築、電気設備、機械設備をそれぞれ条件付一般競争入札で公告した。
全て総合評価落札方式(特別簡易型)を採用する。JV申請書の提出は8月8日まで。入札書の提出は9月5日までとし、開札は同8日に順次行う。
参加資格は、いずれも当該工種のA等級による2~3社JVなど。JV代表者は県内に本社か受任機関があるほか、過去15年に元請けで国または地方公共団体等による延べ1500平方㍍以上の新築・増築・改築の実績があること。配置技術者は企業実績と同様の工事を監理技術者で経験していること。JVサブは市内本社であること。
建設場所は大崎市古川穂波3の8の1地内で、大崎市民病院に隣接するエネルギーセンターの南側に位置するところ。
ここにS造3階建て、延べ2912・63平方㍍の拠点施設を増設するほか、既存施設を改修する。改修面積は本館が457・65平方㍍、エネルギーセンターが27・06平方㍍。建築工事には昇降機設備を含む。
この事業は大崎市民病院経営強化プランに基づいて行う取り組み。増設する施設に盛り込む機能は、旧市民病院跡地にある夜間急患センターを移設するほか、2階に医局の研修室、3階に会議室を設置する。
3件とも工期は2027年1月29日まで。基本・実施設計は共同建築設計事務所が作成した。
発注見通し段階での事業費は、新築工事に25億3220万円、既存施設改修工事に1億9250万円を見込み、医療機器整備費などを含む総額では29億7000万円を試算している。
また同日、市民病院職員駐車場の整備工事も公告している。