栗原市は、「栗原市キッズランド整備基本計画策定業務」の制限付き一般競争入札を１１月２６日に行い、１落の４２５万円で国際開発コンサルタンツに決定した。予定価格は６０３万１０００円、最低制限価格は４２４万０９３３円。参加者は落札者のほか、オオバ、国際航業。三協技術は失格となった。

　市民から天候に関わらず子どもが安心・安全に遊べる場が必要との声が寄せられていることから、屋内外遊戯施設を整備する。

　整備コンセプトは▽自然と調和したデザイン▽バリアフリー・ユニバーサルデザイン▽屋外空間と一体的に遊べる場▽交通アクセスが良く、市民等が集まりやすい場所（市有地）▽メンテナンスコストやランニングコストを意識した施設―。

　想定している施設機能は、大型複合遊具スペース、多目的室（イベント・交流用）、乳幼児専用スペース、授乳室・おむつ交換室、見守り休憩スペースなど。大型複合遊具スペースには、４月のアンケートで設置希望の多かった遊具を設けることなどを検討していく。

　業務概要は、基本計画策定に伴う計画書作成一式。前提条件の整理、施設計画の検討、事業手法およびスケジュールの検討、管理運営方式の検討、概算事業費の算出を行う。

　履行期限は２０２６年５月２０日まで。

　９月補正予算には、「キッズランド整備基本計画策定業務」として４７０万円を追加しており、併せて２５～２６年度を期間とし２００万円を限度額とする債務負担行為を設定している。