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2023-10-30# 物件(石巻・気仙沼)

登米市役所/地域交流Cの基本構想・計画策定支援/参加表明は11月16日まで/延べ約2万㎡を想定、12月26日に選定

登米市は27日、地域交流センター(仮称)の整備基本構想および基本計画策定支援業務について、公募型プロポーザルの手続きを開始した。

参加表明は11月16日まで受け付け、20日に資格審査結果通知、提案書は12月19日まで受け付ける。プレゼンテーション、優先交渉権者の選定は同26日に実施し、同28日に審査結果を通知する。契約締結は2024年1月上旬を予定している。

参加資格は、建築関係建設コンサルタントの建築一般部門の登録者で、13年4月1日以降に複数の公共施設に関する複合施設整備の計画策定支援の実績、または類似業務の実績を有する単体またはJVなど。委託上限額は4318万0500円以内(税込み)。

中心市街地において、空洞化・スポンジ化による市街地の活力の低下、公共施設やインフラ施設の老朽化に伴う維持管理費の増加などが懸念されていることから、魅力・にぎわい・活力を感じられる中心市街地を形成するため、公民館や図書館、市民交流などの機能に行政機能を加えた多機能型複合施設として地域交流センター(仮称)の整備を進める方針。

建設場所は、迫中江中央公園付近エリアの同市迫町佐沼中江2の6の1ほか地内の総敷地4万7468・26平方㍍。施設の方向性として、中心に複数の機能を合築する集約型とエリア内に機能を分散し整備するエリア内分散型の2パターンを前提として検討する。

延床面積は、公民館機能を含む市民交流機能が1万0350平方㍍、保健センター機能が400平方㍍、図書館機能が3500平方㍍、議会機能が1820平方㍍、行政機能が4830平方㍍の計2万0900平方㍍を想定している。

業務では、基本理念や基本方針、施設複合化の在り方、機能、役割、規模、事業手法などに関する考え方について整理した上で、市民の意見を取り入れながら調査・検討を行い、基本構想および基本計画策定のための支援を行う。

履行期間は25年3月26日までとし、基本構想の策定は24年6月28日までとしている。

 

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