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2026-03-03# 物件(石巻・気仙沼)

東北農政局北上土地改良/吉田川流域 中下統合機場の実施設計/簡易プロポで4月下旬に特定通知/東松島市の河口付近に能力5.6立方㍍で計画

 東北農政局北上土地改良調査管理事務所は、2026年度から国営総合農地防災事業の全体実施設計に移行する吉田川流域地区について、中下(なかしも)・浅井統合排水機場実施設計業務の簡易公募型プロポーザルを2日付で公告した。

 参加資格は建設コンサルタントA等級。参加表明は今月12日まで、技術提案書は4月8日まで受け付ける。特定結果通知は同21日で、5月11日に見積もり合わせを予定している。

 県中部を西から東へ流れる吉田川流域は大和町、大郷町、大崎市、松島町、東松島市に跨る受益面積約4500㌶。国営事業化に向けて23年度から国営土地改良事業地区調査を実施してきた。

 いずれも宮城県が整備した19カ所の機場があるが、近年は局所的に短時間で大量の雨が降るケースが増え、流域でも甚大な被害を繰り返し受けているため機場の集約を図りつつ、排水能力の増強に取り組む。

 既存19機場のうち最下流にある中下排水機場の既存排水能力は1・67立方㍍/秒。上流にある浅井排水機場(同1・50立方㍍/秒)と統合する。

 新しい施設の排水能力は5・6立方㍍/秒を見込む。ポンプはφ1000㍉㍍とφ350㍉㍍を2台ずつの計4台を設置する計画。建屋の基礎型式は設計で詰める。

 建設場所は河口付近の吉田川右岸で、東松島市野蒜長沼地内。既存の中下排水機場より少し上流側となる。

 実施設計の内容は、機場工、樋門・樋管工、建屋、護岸工、仮締切堤、山留工の設計各一式。水理計算、土工計画、施工計画の検討、概算工事費の積算などを含む。

 履行期限は27年2月26日。

 基本設計は24年度に発注し三祐コンサルタンツがまとめた。また、統合機場に流れ込む中下機械排水路の基本設計は25年度に三祐コンサルタンツが担当している。

 樋門・樋管については河川管理者の国土交通省が工事主体になる見通し。

 なお関連し、全体実施設計書作成業務を公告中で今月24日に開札予定。

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