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2026-02-27# 物件(大河原)

村田町/2中学校統合の基本構想案/現第一中の背後に新校舎/校舎と既存体育館をつなぐ配置に

 村田町は、村田第一中学校と村田第二中学校の統合に向けて、基本構想の策定を進めている。策定業務は日総建に委託。26日の町議会全員協議会で、新校舎の建設地は現第一中の校舎背後地を最有力候補地と示した。構想案は年度内にまとめる想定だ。

 町内の中学校は、村田第一中(村田七小路92)と村田第二中(沼辺二丁町32)の2校が設置されている。児童・生徒数の推移が減少していることにより、2032年度に第一中の全学年が1学級になる予測が立っている。

 新校舎を建てるに当たり、現第一中の周辺を対象に適地調査を行い「現校舎背後地」「現駐輪所」「現地」でそれぞれ整備する方法を模索。各案について造成規模や仮設校舎の有無、動線計画、学校環境、工事中の影響、経済性を評価した結果、「現校舎背後地」を最有力地に選んだ。

 同案は現校舎北側の畑地斜面を造成し、建築用地を確保して新校舎を整備するもの。他案と比べて造成規模が大きなことをネックとしたが、周辺敷地の活用や生徒の安全と教育環境が確保できる点が評価された。

 敷地1万1700平方㍍に建つ現第一中はRC造4階建て、延べ4920平方㍍の校舎とS造2階建て、延べ1305平方㍍の体育館のほか、プールを備える。グラウンドは北側にある町営の相山公園を活用している。

 新校舎は、現校舎と同規模を想定する。施設配置のイメージによると、既存体育館(武道場)とプールは活用する方針。体育館(既存)と校舎(新設)は渡り廊下でつなぐ。概算工期は約6年を見通す。仮設校舎は設けず、28年4月の統合時は現校舎を活用する。

 新校舎の建設完了時期は未定。構想策定後、基本・実施計画、基本・実施設計を委託する。26年度当初予算に関連費を計上する予定はない。

 

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