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2025-05-09# その他

宮城県/24年度社福施設の国庫補助事業/8法人9施設を承認/只越荘は機械設備等の大規模修繕を実施

宮城県は2024年度分として承認した国庫補助等により整備を行う社会福祉施設を公表した。

24年度の社会福祉施設等施設整備費補助金と次世代育成支援対策施設整備交付金の活用を目的とするもので、24年度当初予算申請分5件と補正予算申請分7件を県の審査会で承認した。設置・運営主体は8法人で9施設が対象。

当初予算分では、子ども・家庭支援課所管の旭が丘学園で、気仙沼市舘山2の2の23地内で改築等を実施。同法人では、新たにRC造3階建て、延べ1138・68平方㍍の児童棟を建築しており、やましち建設が工事を実施している。

また夢みの里は、石巻市開成1の51ほか地内に「(仮称)多機能型事業所トゥモローパーク」の新築を計画し、山大が施工した。施設規模はW造2階建て、延べ約1300平方㍍。

補正対応分を見ると、障害福祉課所管の憲心会では、気仙沼市唐桑町只越346の17ほか地内に所在する障害者支援施設「只越荘」の大規模修繕を実施する。施設規模はRC造平屋建て、延べ2622・18平方㍍。工事概要は、主に冷暖房やトイレなどの機械設備の更新のほか建物本体の修繕などを実施する。一般競争入札を想定しており公告時期は未定だが、年度内の完了を目指し工事を進めたい考えだ。

石巻祥心会は石巻市内2カ所で就労継続支援B型の「サンネットなごみ」の大規模修繕等と、定員30人の「かなん」を創設する計画だ。

このほか大丈夫は、白石市大鷹沢三沢市道44の57に定員20人の就労継続支援B型「(仮称)大丈夫就労支援事業所」を創設する。

 

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