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2025-12-16# その他

東北電子工業/登米工場の安全祈願祭/登米工場新築を設計・施工/S1F延べ5133㎡、自動車部品を製造

 自動車部品製造などを手掛ける東北電子工業(宮城県石巻市中島新石湊71 渡邉篤代表取締役社長)は、宮城県登米市で登米工場の新築を計画し15日、現地で安全祈願祭を行った。設計は渡辺土建一級建築士事務所、施工は渡辺土建が担当する。

 新工場は登米市迫町北方大洞地内の長沼第二工業団地の4万8011平方㍍にS造平屋建て、延べ5133・77平方㍍で建設。アルミ製車載用電池ケースおよびカバー部品を製造する。着工は2026年2月、竣工は同12月を予定。28年の完全稼働を目指している。 当日は東北電子工業の渡邉篤代表取締役社長、渡辺土建の渡辺光太郎代表取締役、宮城県の小林徳光副知事、登米市の熊谷康信市長ら約50人が出席。神事では渡辺土建一級建築士事務所の小野寺清志氏が鎌入れ、東北電子工業の渡邉社長が鍬入れ、渡辺土建の渡辺代表が鋤入れを行った。その後、関係者が玉串を奉げ工事の安全を祈願した。

 渡邉社長は「ハイブリッド自動車用の電池に関しては、ニーズが高まっており、良い風が吹いている。皆さまの期待に応えることができるよう、ここにいる皆さまの力をお借りしながらスケジュール通り進めていきたい」と力を込めた。

 また、渡辺代表は「立地される企業が地元で、地元同士のタッグで建設工事を進められたらと思っていた。この2つの夢が叶うことになり、造成時代から携わる者としてうれしく思っている」と述べた上で「規模が大変大きいので、難しい工事になると思うが無事故・無災害で乗り切っていくことを約束する」と意気込んだ。

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