本紙独自調査による宮城県内業者を対象にした最新１年間の完成工事高（１２月調査、直近決算）がまとまった。地元ゼネコンの上位２００社総額は２９２７億８３７７万円で、前年同期に比べ８２億５３１５万円、率にして２・７㌫減少した。このうち土木は前年同期比０・５㌫減の１８１４億６８６７万円、建築は同６・２㌫減の１１１３億０８８０万円といずれも減少した。

　完工高の上位５社は１位が４３９億９０５２万円の仙建工業、２位が１５９億８２７４万円の橋本店、３位が９８億６０９８万円の阿部和工務店、４位が８６億０１７５万円の深松組、５位が８５億７５７５万円の丸本組だった。

　土木の上位５社は、仙建工業が３４３億１５２７万円でトップ。２位が７３億３５２３万円の河北建設、３位が７１億６８８８万円の東日本コンクリート、４位が６６億８５２８万円の橋本店、５位が５３億５５８８万円の丸本組。

　建築の上位５社を見ると、１位は９７億８７４４万円で阿部和工務店、２位は９６億７５２５万円の仙建工業、３位が９２億９７４６万円の橋本店、４位が５７億０４６７万円の深松組、５位が３６億８２１５万円の阿部建設だった。

◎２．１％増の３４７５億余
電気・管の２００社総額

　宮城県の電気工事上位１００社と管工事上位１００社、計２００社の完工高総額は３４７５億０９５７万円となり、前年同期に比べて７２億７０５１万円、率にして２・１㌫増加した。

　電気上位１００社は２５３０億４３６４万円で４・６㌫の増、管上位１００社は９４４億６５９３万円で３・９㌫の減となった。

　電気の上位５社は、１位が１６８４億２２８１万円のユアテック、２位が１２７億６７０８万円の東北七県配電工事、３位が１０３億０４３４万円の東北発電工業、４位が６７億２７３３万円の愛工大興、５位が５６億２６４３万円の太平電気。

　管の上位５社は、１位が２６５億１２３３万円のユアテック、２位が３０億６７２９万円の興盛工業所、３位が２３億５７３９万円のアトマックス、４位が２２億０１９４万円の日本空調東北、５位が１９億１９１６万円のエコー設備工業となった。