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2026-01-20# その他

県内の消防施設整備計画/亘理組合の新庁舎は年度内に設計委託/塩釜組合の新庁舎は工事を再公

 仙台市は老朽化が進んでいる消防局・青葉消防署の施設の劣化調査および今後の整備方針の検討に向けた条件整理などを進めるため基礎調査業務を昨年12月に桂設計に委託した。仙台市消防局・青葉消防署は1981年に青葉区堤通雨宮町に建設。施設規模はSRC造地下1階地上8階塔屋1階建てで、訓練塔を含めた延べ床面積は9016・74平方㍍となる。施設の稼働から約45年が経過し老朽化が進んでいるため、今後の施設のマネジメントを検討する劣化調査と、延命または建て替えなどを検討する上での条件整理などを行う。調査の期限は2027年1月までとしている。

 塩釜地区消防事務組合(管理者・佐藤光樹塩釜市長)が計画している新消防庁舎の工事は、昨年12月に入札したが、予定価格を超過し不落となったため、19日付で再公告した。消防本部を塩釜市伊保石に移転・集約するもので、規模はS造2階建て、延べ3390・96平方㍍としている。設計は桂設計が担当した。

 仙南地域広域行政事務組合(管理者・滝口茂柴田町長)は、管内4カ所に置く消防署の建替事業を進めている。先行して角田消防署が着工しており、白石消防署では設計(担当=構建築設計事務所)に着手している。白石消防署の建設地は、白石中央スマートIC周辺に整備する道の駅の北側。施設規模は延べ1500~1600平方㍍規模の庁舎や訓練棟などを新設する計画で、来年度で予算を確保次第、工事を発注する見込みだ。

 亘理地区行政事務組合(管理者・山田周伸亘理町長)は亘理消防署と山元分署を統合する。本年度内に基本・実施設計を発注する見通しで、施設はRC造2階建て、延べ2065平方㍍で計画している。建設地は国道6号沿いの亘理町吉田南堰上1の1ほか地内の敷地約9000平方㍍。本体着工は来年1月を予定している。

 気仙沼・本吉地域広域行政事務組合(管理者・菅原茂気仙沼市長)は、本吉分署の移転を計画し、昨年12月に設計を楠山設計に委託した。老朽化が進んでいるため移転新築する。移転先は国道346号沿いで、気仙沼市本吉町津谷長根地内の敷地約3000平方㍍。

施設規模はS造2階建て、延べ609平方㍍としている。設計の履行期限は26年8月末までとし、工事費の確保を待って、26年度内の着工を目指している。

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