2026-02-12# その他
宮城県/26年度当初予算案を発表/一般会計は約1.1兆円/汚泥肥料化施設整備に限度額120億余など
宮城県は10日、2026年度当初予算案を発表した(詳細は後日掲載)。「新・宮城の将来ビジョン」に掲げる将来像の実現に向け、富県躍進につながる取り組みを予算化。一般会計は15年連続で1兆円を超える1兆0959億2390万9000円となり、25年度当初に比べ6・8㌫の増となった。投資的経費は1190億1700万円で6・3㌫の減。
特別会計は4252億7885万6000円で5・2㌫の減。準公営企業会計は55億7400万4000円で81・5㌫の大幅増。公営企業会計は410億4308万7000円で、4・2㌫減少した。全会計の総額は1兆5678億1985万6000円で、3・1㌫の増となっている。
投資的経費のうち普通建設事業費は1144億5313万3000円で、5・9㌫の減。道路や河川事業をはじめ、宮城県立劇場(県民会館・NPOプラザ)の整備や大崎創成高等学校(大崎地区(東部ブロック)職業拠点校)の再編整備に要する経費などを予算化した。災害復旧費は45億6300万円で、15・5㌫の減となった。
村井知事は会見で26年度当初予算案について、「集大成に向けた成長〝実〟現予算」と称した。また「仙台医療圏病院再編事業として、仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合に当たる基本設計支援費と精神医療センターについては、老朽化対策を講じつつ、建て替えに向けた基本計画策定費を予算化した」と述べ、確実に実施していきたい考えを示した。
新規事業では、企業会計のうち、みやぎ県北広域汚泥肥料化事業として設計費5000万円を措置したほか、債務負担行為に限度額120億4000万円を設定し、下水道汚泥肥料化施設の整備を進める。また農業用ため池を活用した水上設置型太陽光発電設備を導入する事業者への支援として限度額8億2000万円の債務負担行為を設定した。
継続事業では、県立学校施設整備事業に123億7713万8000円を付け、大崎創成高等学校の新築、聴覚支援学校校舎改築等の推進を図る。
本年度に初めて予算計上した多賀城政庁復元検討事業には2100万円を充て、多賀城の歴史的価値の発信や地域資源としての活用に向けた在り方などを検討する。
仙台医療圏病院再編事業には7529万5000円を盛り込み、仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合による新病院の整備に向けた基本設計支援で2億8512万4000円を計上するほか、県立精神医療センターの建て替えに向け基本計画策定費2200万円を確保し、継続的な検討を進める。
海岸保全施設整備事業を見ると、海岸防潮堤の整備7億2000万円と債務負担行為に限度額10億円を設定している。
このほか、宮城野原地区に整備する広域防災拠点整備事業に9億4590万円を盛り込み、整備のための公共補償などに充てる。


