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2026-08-27# その他

宮城県/多賀城政庁の復元整備事業/27年度から基本計画・基本設計/初期建設費101億試算、49年度供用開始へ

 宮城県は、一昨年の多賀城創建1300年を契機として復元を目指す多賀城政庁について、このほど事業概要を公表した。合計床面積は1506平方㍍、初期建設費は101億円を試算し、2049年度の供用開始を予定している。

 創建1300年を記念して多賀城市が南門を復元整備した。施工は松井建設が担当。また多賀城碑が国宝に指定されるなど、史跡の活用に対する機運が高まっている。この好機を生かし多賀城跡が持つ学術的価値・文化的価値を視覚的に分かりやすく伝えると同時に、地域資源としての活用を図るため、多賀城跡の象徴である「政庁」の復元整備を行うもの。

 復元に向けて県が主導し検討会を開き、多賀城跡の歴史的価値と特徴が実感でき、最も機能性と荘厳性を備えていた政庁第Ⅱ期(762~780年)を復元することを決めた。正殿を中心に南門や南門翼廊(東西)、脇殿(東西)、東・西殿、東・西楼、北殿、後殿の計12棟と、築地塀で構成する建物全てを復元する。

 施工地は多賀城市市川城前の現多賀城跡の敷地約1万平方㍍。木造および瓦葺の12棟の古代復元建物と土塀の古代築地塀270㍍を整備する。

 本年度は大規模事業評価を行い、27年度から28年度に基本計画・基本設計をまとめ、29年度から30年度に遺跡保護のための盛土等の基本整備を行い、31年度から48年度にかけて南側から3期に分けて整備する。

 事業費は設計・監理費20億円、工事費81億円、20年間の維持管理費9億9700万円の計110億9700万円を想定している。

 ハード整備に関しては従来方式による手法が妥当としている。

 なお県では9月25日まで多賀城政庁復元整備事業に係る大規模事業評価に関する意見募集を行っている。

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