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2026-10-21# その他

宮城県/仙台北部工業用水の給水検討を落札決まる/水需要増対策で配水管5.4㎞の検討など

 宮城県は、仙台北部工業用水道事業(以下、北部工水)における給水可能性を検討する「産業基盤整備可能性検討業務」について開札し、三協技術の落札を決めた。8月27日に開札し、1落の4500万円で落札決定した。評価値は44・73(価格点8・23+価格以外の評価点36・50)。

 入札には同社のみが参加。予定価格は4514万6000円、調査基準価格は3625万3000円だった。

 北部工水において今後、水需要が増加した場合の給水可能性を検討するため、新規水源として南川ダム(大和町)からの給水可能性を検討する。また、南川ダムからの給水可能量を仙台北部中核工業団地群へ供給する際に必要な工業用水配水管(各施設配置を含む)およびポンプ場について、地形図や現地踏査の結果、設計条件に基づき、設置可能な位置を選定し、比較案ならびに最適案を提案する。

 供給可能性に関しては水需要の予測として、南川ダムの取水計画量4万立方㍍/日のうち、北部工水への転用可能性を検討する。工業用配水管については、ルートおよび工法、構造計画、仮設比較など3案を基本に提案する。現時点では管径φ700㍉㍍、延長5・4㌔㍍を想定している。ポンプ場は基本設計として基本条件を確認し、配置計画および施設計画などを検討する。

 履行期限は2027年3月26日まで。

◎団地完売で民間開発の動き

 大和町および大衡村に立地する仙台北部中核工業団地群は、ことし3月1日時点で第一仙台北部中核工業団地と大和流通・工業団地が完売済み。第二仙台北部中核工業団地はトヨタ自動車東日本を中心に北東、南の区画で分譲している。

 大和町では4地区の市街化編入に向け、過年度より検討業務(担当=国際開発コンサルタンツ)に着手した。検討地区と範囲規模は▽石倉向山=21㌶▽松坂南部=73㌶▽流通工業団地二期=56㌶▽吉田西風(ならい)=20㌶―。いずれも工業系で、主に民間による開発行為を想定しており、各エリアで民間企業からの声が掛かっている状況だ。

 開発行為は、最短スケジュールで来年4月に県に対して申出を行う想定。翌年5~6月の編入を見込んでいるが、町によると、明確なスケジュールの見通しは立っていない。

 

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