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2023-06-15# 物件(仙台圏)

成和産業/仙台市川平・住宅団地の開発計画/日本国土開発で造成着工/仙台駅から5kmの好立地、85戸の戸建て団地整備へ

成和産業(福島市 古山貴裕代表取締役社長)は、仙台市青葉区川平に新たな住宅団地を計画し、日本国土開発の施工で開発工事に着手した。

場所は仙台青葉区川平2丁目地内の総面積1万8776・08平方㍍。JR仙台駅から5㌔㍍圏内の好立地で、現況は山林・雑草地となっている。周辺には仙台大学附属明成高等学校があるほか、川平団地、桜ヶ丘団地、中山団地など既存住宅街が多い場所。ここに全85戸の戸建て住宅団地「S─HILLS仙台中山」を整備する。ハウスメーカー10社が条件付宅地分譲を行う予定。区画内道路は幅員6㍍で、公園は1カ所設ける。

設計はジーエスコンサルタント(仙台市宮城野区)が担当。2024年9月の工事完了、翌25年のまちびらきを目指す。

同社は登記上の本社がある福島市のほか、富谷市に仙台支店を置き、自社で20棟以上のレジデンス・アパート物件やロードサイド店舗を保有。仙台圏を中心に東北各地で宅地や事業用地などの不動産開発事業を手掛けるなど、地域デベロッパーとしての実績を積み上げる。古山社長は「住宅用地を安定的に供給していくことで、地域振興にもつながると思う。郊外にも視野を広げてこれから各地に、人々が集う、いいまちを作っていきたい」と意気込む。

 

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