仙台都市圏を中心に不動産事業を展開する山一地所（仙台市泉区泉中央２の１３の３　渡部洋平代表取締役社長）は、仙台市泉区泉中央に新社屋の建設を計画しており、清水建設の施工を決めた。

９月中旬にも着工する。設計は翠設計事務所が担当した。

２０２５年に創業５０周年を迎える同社が、周年事業の一環で新社屋を建設する。

建設場所は、泉中央２の１３の１ほか地内の敷地面積２１２７・０５平方㍍。地盤改良で直接基礎によるＳ造５階建て、延べ２９９８平方㍍、高さ２３㍍の事務所ビルを建設する。

完成は２４年１１月末を見込んでいる。

新社屋の建設に関して、渡部志朗代表取締役会長は「その先の目標もあって、過程の中で通過点の一つと考えている。これからは社員のために何を残していくのかを考えたい」と社業の将来像を見据える。

また、渡部洋平代表取締役社長は「現在４つの建物に分かれている泉中央の本拠地を一元化する。２４年に完成予定で、創業５０周年を新社屋で迎えるプロジェクトだ。働きやすい・働きがいのある環境づくりを実現したい」と次の半世紀に向けた抱負を述べた。