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2023-07-10# 物件(仙台圏)

宮城厚生協会/泉病院の建替計画/日揮の施工で近く本格着工/橋本店とユアテックが施工協力

公益財団法人・宮城厚生協会(多賀城市下馬2の13の7 内藤孝理事長)は、仙台市内にある泉病院の建て替えを計画し、日揮の施工を決めた。橋本店とユアテックが施工協力する。近く着工し、2024年10月末の引き渡しを目指す。

泉病院は1982年に開設。脳神経の専門病院として脳神経外科、神経内科、内科、リハビリテーション科、放射線科の5つの診療科を設けている。開設以来41年が経過し、老朽化に伴い建て替えを行うことを決めた。

建設用地は、仙台北環状線と県道大衡仙台線の交差点を北に数百㍍進んだ西側で、既存の泉病院敷地内となる仙台市泉区長命ヶ丘2の1の1ほか地内。ここにRC造地下1階地上4階建て、延べ4392・01平方㍍規模で建設する。今月24日から工事が始まり、本格着工は来月からとなる予定だ。設計・監理は、東北開発コンサルタントと八洲建築設計事務所が担当。

工事に先立ち、現場近くにある仙台市泉区古内地内の加茂神社で安全祈願祭が開かれた。当日は関係者ら20人以上が参加し、安全を祈願した。

あいさつに立った泉病院の長谷部誠院長は「皆さまの協力のおかげで、建て替え計画をここまで進めることができた。これまでも、地域医療の担い手として地域貢献に取り組んできたが、これからはより一層努めていきたい」と話し、日揮の山口康春副社長執行役員は「病院の関係者の皆さまにとっては、待ちに待った建て替え工事だと思うが、われわれを選んでいただき感謝している。工事においては、橋本店とユアテックとともに、安全第一、無事故無違反で取り組んでいく」と決意を述べた。

小玉一彦現場所長の話「現場が大きい道路に面しており、さらに病院の敷地内で工事を行うので、特に第三者災害の防止に力を入れたい。」

 

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