大郷町は、きょう（１３日）付で「令和５年度粕川地区防災コミュニティセンター新築工事」を条件付き一般競争入札で公告する。

参加申請は２１日正午まで、入札は１０月５日１０時１５分から行う。

参加資格は、県内に本店または支店を有し、大郷町一般・指名競争入札参加資格審査において、建築工事一式の承認格付けがＡ等級（経審の総合評定値８５０点以上）で、２０１３年度以降に、国または地方公共団体から元請けとして延べ５００平方㍍の新築工事を受注し履行した実績があることなど（ＪＶの場合は代表構成員または構成員としての実績）。

令和元年東日本台風で被害を受けた中粕川地区に、防災コミュニティセンターを整備するもの。このエリアは一級河川鳴瀬川水系吉田川沿いに位置しており、台風被害の復興に向けて８月には国から「大郷町かわまちづくり（推進主体：町、町かわまちづくり協議会）」の指定を受けている。

工事概要は、Ｓ一部Ｗ造２階建て、延べ６７９・０５平方㍍のコミュニティセンター１棟を建設する。

設計はＳＯＹｓｏｕｒｃｅ建築設計事務所がまとめた。工期は２４年３月３１日まで。町は本年度の当初予算に、防災コミュニティセンター建築工事として３億３２２６万６０００円を付けている。

なお、コミュニティセンターの周辺に建設予定の屋外避難施設や付属棟、外構の各工事は、来年度以降の発注を見込む。