高温高熱分野における材料や工業炉製品の製造・販売を行う東海高熱工業（東京都港区北青山１の２の３　佐藤明彦代表取締役社長）は、宮城県柴田町にある仙台工場の増築を計画しており、東レ建設（大阪市北区）の設計・施工で着工した。

建設場所は同町中名生佐野３４の１ほか地内で、イオンタウン柴田の東側に位置する敷地２万１５４４・５５平方㍍。敷地内には第１～３工場のほか事務所や製品倉庫が立地しており、同社製品の需要拡大に伴い、第４工場を建設する。施設規模はＳ造平屋建て、延べ２８９４・２５平方㍍。

第４工場では第２工場と同じく、エレマ発熱体やリクライト（ＳｉＣセラミック高温材料）といった製品の製造をメーンに行う。

２０２４年３月末の建屋完成、２５年１月の操業開始を予定している。

なお、東レ建設は第２、３工場の設計・施工を担当している。