岩沼市は「岩沼南小学校校舎劣化状況等調査業務」の制限付一般競争入札を行った結果、１落の３００万円で構建築設計事務所に決めた。

３日に実施した入札には構建築設計事務所、櫻田建築設計事務所、マド建築綜合設計、菅伸建築設計事務所、桂設計、鈴木弘人設計事務所、ＮｉＸ　ＣＲＥＡＴＥ、日新設計、松下設計、綜企画設計、相和技術研究所、髙橋建築設計事務所（失格）の１２社が参加した。予定価格は７８８万円。

桑原４丁目地内にある岩沼南小学校は築後４５年が経過。校舎の屋上や外壁、設備などに経年劣化が見られることから長寿命化を計画した。

対象となる校舎はＲＣ造３階建て、延べ５５７５平方㍍。このほか増築校舎や渡り廊下、倉庫などが調査対象に含まれる。履行期限は２０２６年３月２７日。

業務内容は施設の劣化状況と耐力度調査、改修箇所の選定および改修方法の提案など。長寿命化を前提としているが、調査の結果次第では建て替える可能性も視野に入れる。

２６年度に実施設計をまとめ、２７年度の着工を想定する。工事は複数年かけて行う見込み。