HOME

みやぎ建設新聞

広告掲載

建設新聞データ

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2026-08-31# 物件(仙台圏)

塩釜市/マリンゲート塩釜を大規模改修へ/10月に委託契約/9月補正に設計費計上

 塩釜市は28日、老朽化している塩釜港旅客ターミナル「マリンゲート塩釜」を大規模改修する方針を示した。外壁などの劣化が著しく、雨漏り対策を講じる考え。本年度は大規模改修に係る設計業務を委託する。同日公表した2026年度一般会計9月補正予算案に、7656万円の委託料を計上した。

 浦戸諸島への定期船や松島観光の遊覧船の発着所となっているマリンゲート塩釜は、塩釜港の再開発事業の一環として整備された複合施設。1996年7月に供用を開始した。建物の規模はS一部RC造3階建て、延べ6800平方㍍。館内には物販店や飲食店があり、観光スポットとなっている。

 老朽化しているため、市は24年度末に長寿命化計画を策定した。翌25年度から屋上防水工事などを行っていたが、その後の大雨による雨漏りなどがひどく、施設の維持管理を見直した。応急的な雨漏り対策工事を実施するとともに、先を見据えて大規模改修することにした。

 現状では屋根の塗膜や窓枠周辺のシーリングが劣化し、そこから雨漏りしている。補正予算案には4620万円の工事費を計上した。可決後に工事契約を結び、12月から改修工事を行う。

 一方、大規模改修に向けては調査設計業務を委託し、現況調査などを行って改修箇所を見極める。10月をめどに建設コンサルタントらと契約し、年明けから現地調査に着手する。来秋ごろまでに実施設計や工事費の試算などを行ってもらう。計上した7656万円の委託料は、可決後、来年度に繰り越す考え。

 編成した一般会計補正予算案は、2億9708万円を追加し、総額260億9528万8000円とする方針。

 マリンゲート塩釜の事業費のほか、教育費には中学校長寿命化改良事業として3427万円を計上した。長寿命化対策を行う第二中学校の電気・機械工事について、物価高騰による工事費を増額する。可決後、本体工事とは別発注する予定。

#記事カテゴリー