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2026-09-01# 物件(仙台圏)

東北農政局北上土地改良/大和町 三ヶ内排水機場建替の設計プロポ/10日まで参加受付/ポンプ設備を2.7立方㍍に機能強化

 東北農政局北上土地改良調査管理事務所は8月31日、宮城県大和町内にある三ヶ内(さんがうち)排水機場の建て替えに向けて、実施設計業務の簡易公募型プロポーザルを公告した。既存のポンプ設備を機能強化し、毎秒2・7立方㍍の排水量を満たす機場の建屋などを設計する。

 プロポーザルの件名は「吉田川流域地区三ヶ内排水機場実施設計業務」。参加対象は、東北農政局の資格要件で建設コンサルタントA等級に登録している事業者。参加表明書を10日まで受け付け、資格を満たした者には10月15日までに技術提案書を提出してもらう。提案内容を審査し、特定した事業者には11月5日に通知する見通し。

 宮城県中部を流れる鳴瀬川水系の吉田川流域地区は、東松島市や大崎市など5市町を受益地とする4436㌶の穀倉地帯。近年は流域で豪雨災害が頻発し、吉田川など26河川が2023年7月に特定都市河川に指定された。

 現状では排水機場の排水能力が近年の降雨量に対応しきれないため、統廃合を含めた機場の再編・機能強化を図っている。県営事業によって整備された排水機場18カ所のうち、12カ所は機能強化を図りながら設備を更新する。残りの6カ所については、3カ所に統合したうえで排水量を高める。

 老朽化している三ヶ内排水機場(大和町落合三ヶ内地内)については、近接地に移転して排水能力を高める。現在、口径700㍉㍍、同250㍉㍍のポンプ2台で毎秒0・77立方㍍の水を処理している。これをポンプ3台に増設し、毎秒2・7立方㍍に強化する。

 プロポで特定した事業者には、ポンプ3台および電気・機械設備が収まる規模の建屋を設計してもらう。設置するポンプの口径については、設計の段階で正式に決める。併せて、機場の躯体設計、護岸の設計と、水理計算などもまとめる。

 履行期間は27年3月12日まで。

 吉田川流域地区では個別に運用している各排水機場の排水能力を工場させつつ、流域全体の効率的な排水方法を導入していく。同事務所は本年度、吉田川流域地区の再編に係る全体実施設計もまとめる。日本工営に業務を委託しており、工事計画全般に関する詳細設計や事業費の試算を、27年1月29日までに作成する。

 

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