2026-10-14# 物件(仙台圏)
利府町/組合施行の土地区画整理事業/菅谷・沢乙は来年度市街化編入へ/唄沢地区は本年度内に組合設立
利府町で計画される組合施行の土地区画整理事業の動向をまとめた。「菅谷・沢乙地区」は2027年度に市街化区域編入を目指し、県との手続きを進める。ことし市街化区域編入となった「唄沢地区」は、本年度内の組合設立を目指す。イオンモール新利府の南西部に位置する「新中堀・新宮ケ崎地区」は、採算が取れない理由から計画断念となった。
菅谷・沢乙地区は、仙台北部道路と森郷菅谷線が交差する地点を中心とする沢乙地内の約53㌶が対象となる。現在、一般保留地区に位置付けられており、来年度の市街化区域編入を図る。編入区域の地権者数は117人。用途地域は住居地域と商業地域を想定する。コンサルタント業務は国際航業が担当している。
町の都市マスタープランでは、大規模商業施設との近接性を生かした商業・業務地、交通条件を生かした工業・流通業務地、職住近接による住居専用地の複合的な市街地整備を検討する方針を示している。移住・定住の受け皿となる低層・中層の住宅市街地の整備、JR利府駅と宮城県総合運動公園(グランディ・21)を結ぶ動線である森郷菅谷線の沿道で、商業施設の立地誘導等を狙う。
組合設立後、早期着工を目指し、工事の進捗を踏まえて段階的に分譲していきたい考えだ。
仙台北部道路・利府しらかし台ICに隣接する唄沢地区は、本年度中の組合設立を目指す。ことし5月に市街化区域編入となった約76㌶のうち、事業の施行面積は56・5㌶で、編入区域の地権者数は39人。工業・物流施設の集積を図る。コンサル業務は昭和が担当。業務代行は大本組で予定している。
一方、一般保留地区に位置付けられている新中堀・新宮ケ崎地区は、収益が見込めないとして、本年度初頭に計画断念となった。コンサル業務はオオバが担当。業務代行は西松建設で予定していた。以降の土地利用計画は未定としている。


