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2023-04-13# 物件(仙台圏)

大和町/橋梁長寿命化修繕計画を更新/七ツ森大橋は25年度から工事/町内全域の128カ所対象に優先順位を検討へ

大和町は橋梁長寿命化修繕計画を更新し、公表した。

対象となる主な橋梁は、現在修繕工事を実施している悟渓寺橋などで、延長284㍍の七ツ森大橋は2025年度から対策工事を行う見通しだ。

対象となるのは町内全域の128カ所。建設後50年以上の橋は23年2月時点で63㌫あるが、10年後には71㌫、20年後には89㌫に達する見込み。新たにタブレットを活用した損傷箇所の調査を実施し、費用縮減や点検の効率化を図るほか、日常的な維持管理として、道路パトロールおよび清掃などの実施を徹底している。

損傷や路線の重要度から優先順位の高い順に補修工事を実施していく。対象となる橋梁のうち、悟渓寺橋は修繕工事が続いており、23年度は第1四半期に工事を発注する予定。発注見通しによると、延長37㍍区間の断面修復、舗装工を199平方㍍を主に行う。工期は11カ月を見込む。

このほか、七ツ森大橋は25年度から2か年で対策工事を行う見込みだ。この橋梁は宮床兵士ヶ原地内にあり南川を渡る、橋長284㍍、幅員9㍍で4径間の鋼箱桁橋。1986年に竣工した。防護柵などの補修を行うもので、概算費用は2億3480万円を見込んでいる。

 

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